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犬の飛びつきを辞めさせる方法 [犬の飛びつき]

【1】2つの動作を覚えさせる


まずは、飼い犬に、2つの動作を覚えさせます。

・おすわり
・待て

この2つです。


≪おすわりの教え方≫

右手にリード、左手にごほうびのエサを持って
犬と向かい合い、手の中のエサを見せます。

その手をスーッと犬の頭の上に近づけると、
犬は自然と座る姿勢になるので、
座りかける瞬間に「おすわり」と、声をかけます。
そして、犬が座れたら、すかざす褒めます。

これを繰り返すと、犬は
「座るとエサがもらえる」と思うようになります。

そうしたら今度は一歩下がって
「おすわり」を命じ、座ったらエサをあげます。

さらに、徐々にエサを与えるタイミングを
遅らせて、命じるだけで座るように訓練をします。


≪待ての教え方≫

まずは犬を座らせ、犬が動こうとする前に
すかさず、ごほうびのエサを与えます。

座ったままの犬から1、2歩下がり、
犬が動く寸前に犬に近づいて、エサを与えます。

こうしてだんだんと、犬との距離と
エサを与える時間を伸ばしていきます。
犬に「待っていればいいことがある」と
思わせるのがポイントです。

そして犬が待てるようになったら
「待て」と声をかけます。

その際、手の平を犬の前に押し出すように
しても構いません。


【2】跳びつかれた時の行動


実は、犬は反抗的な気持ちで
跳びついてくるのではなく、
「相手にして欲しい」気持ちで
跳びついてくる場合が、ほとんどです。

そして、ここで褒めたりすると、犬は
「人に跳びつく=褒められる」 つまり
「いい行動」なのだと勘違いしてしまうのです。

跳びつき癖をやめさせる第一歩、それは、
「跳びつかれても無視する」ことです。

跳びつかれても全く反応せず
犬に話しかけず、目線も合わせません。

そして、犬が落ち着くまで、辛抱強く待ちます。

しかし、なかなか落ち着かない場合は
先程の「待て」の命令を出して、
犬を落ち着かせます。


落ち着いたら、今度は、おすわりをさせます。
おすわりをしたら、すかさず、褒めてあげます。

これを繰り返すことで、犬は
『「跳びつく」より「おすわり」した方が褒められる』
ということを認識します。


最初は「跳びつかれても無視する」ということが
好きな人を無視するかのように辛いものですが
「これもかわいい愛犬のため」と思って
頑張って続けて下さい。

もっと、詳しく「犬の飛びつきを辞めさせる方法」を解説しています。

⇒犬 のしつけ ‐ TVチャンピオン2回優勝者!遠藤和博の犬のしつけ講座



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